2月8日(火)智山伝法院「特別講習会」のお知らせ
日 時 令和4年2月8日(火)14:00~16:30
場 所 別院真福寺
テーマ 弘法大師教学の展開~激論 新義教学vs古義教学~
講 師 土居 夏樹(高野山大学准教授)
北川 真寛(密教文化研究所委託研究員)
小林 靖典(智山伝法院常勤教授)
別所 弘淳(智山伝法院常勤講師)
鈴木 晋雄(智山伝法院常勤研究員)
参加資格 真言宗僧侶
参加費 無料
令和5年に宗祖弘法大師ご生誕1250年を迎えます。多くの真言先徳は宗祖の教学を学び、継承し、ときに宗祖の教学に基づく新たな学説を打ち立ててきました。すなわち、宗祖以来、教学的伝統の継承と創造が積み重ねられてきたのです。
さて、一口に真言教学といっても、すべての真言宗で宗祖の教学が同じように解釈されているわけではありません。真言先徳たちは、宗祖の教学に基づきながらも、自らの教学を確立してきました。とりわけ中世期には、“論義”によって真言の教学が様々に議論され、新しい真言教学が誕生しました。なかでも代表的なのが「教主」に関する解釈(教主義)で、頼瑜や聖憲に代表される新義学派の加持身説と、杲宝や宥快に代表される古義学派の本地身説です。
真言宗智山派では、現在も冬報恩講や竪義等で儀式として成立した論義が行われています。そこで、この度の弘法大師ご誕生1250年を迎えるに当たって論義の原点に立ち返り、高野山(古義学派)から気鋭の学者をお招きし、新義と古義の両教学について白熱の議論を行います。
お問合せ
真言宗智山派 智山伝法院
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