宝物館(宝物紹介)

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宝物館(正式名称 真言宗智山派総本山智積院 展示収蔵庫 宝物館)は「弘法大師空海ご誕生1250年」を記念した奉修事業の一環として建立され、令和5年(2023)4月4日に開館いたしました。

「適切な環境下での収蔵・保存」「智積院に収蔵されている美術品などの公開・展示」「学術研究や教化活動の発展、支援のための調査・研究」の3点を基本理念とし、長谷川等伯一門による国宝障壁画の公開を行うほか、智積院が有する約8万点の収蔵品(宝物や高僧の著作など貴重な古文書)の一部を季節に合わせ順次、公開してまいります。

また、エントランスでは智積院の歴史や智山派を紹介する展示グラフィックの公開、智積院の歴史と四季折々の境内の様子をご覧いただけるガイダンス映像を流しております。学山智山と呼ばれる智積院の魅力を感じていただけましたら幸いです。

 

お知らせ

令和6年度 企画展示「総本山智積院――修復の歴史」について
令和6年(2024)4月1日~ 智積院会館宿泊者の宝物館拝観料の有料化について
令和5年度 特別展示について
休館日について

 

施設案内

 

桜図(国宝)

金箔をふんだんに使った絢爛豪華(けんらんごうか)な色彩を背景に、力強い桜の大木を描き、そして絵の具を盛り上げる手法を用い、桜の花びらの一枚一枚を大胆に表現しています。まさに花びらの中から、長谷川等伯の子・久蔵の若さ溢れる情熱が眼前に迫ってくるかのようです。久蔵が二十五歳の時の作といわれています。しかし、残念なことに久蔵はこの翌年亡くなりました。

楓図(国宝)

桜図と同様な豪華さで楓の古木が枝をいっぱいに広げ、その下には様々な草花がみごとに配されています。 息子の死という悲痛な思いを乗り越えた力強さと、落ち着いた秋の雅が感じられる等伯五十五歳の時の作品です。

その他

この他に「松に秋草図」(国宝)、「松に黄蜀葵図」(国宝)、「雪松図」(国宝)が収蔵され、そのすべてに豪華絢爛な桃山文化の息吹が感じられます。