研究室・スタッフ紹介
智山伝法院は正副院長を中心として3つの研究室と事務局から構成されております。各研究員はそれぞれ宗学研究室・仏教学研究室・現代宗教研究室に所属し、研究に従事しています。
研究室紹介
宗学研究室
宗派の教義を研究することを宗学といいます。私たち宗学研究室では、弘法大師空海や興教大師覚鑁などの祖師先学の教えを中心に、事相や歴史などを視野に入れ、日本仏教全般に関する研究に取り組んでいます。
仏教学研究室
古代インドにはじまる仏教は、時代と地域を超えて、現代に生きる人々の心のよりどころとなっています。経典・論書・儀軌の多くは、サンスクリット語・チベット語・漢語によって表されています。仏教学研究室では、それらの原典に基づいて、インドから日本に至るまでの、仏教の教理・実践面に関する研究に取り組んでいます。
現代宗教研究室
私たち宗教者は、社会とどのようなスタンスで関わっていったらいいのか。あるいは現代の様々な社会問題をどのように考えるか。現代宗教研究室ではこうした問いについて、仏教に限らず、哲学、心理学、科学、法学など多角的な視点から研究をしています。