令和7年度 対象者限定講座
- 講座 A-1
- 智山派【教師・寺庭婦人・寺族・学生】限定講座
寺院活性化論-ひらけテラ・寺院開放-
お寺はなぜその地にあり続けてきたのでしょうか、そして今後もあり続けることはでき得るのでしょうか。本年度の寺院活性化論は、供養や祈願をはじめ、さまざまな活動を展開している寺院の事例を学び、僧侶・寺族・檀信徒や地域の方々が生き生きと行き交う「必要とされる」寺院づくりを目指す場といたします。
講 師 |
井出悦郎 氏(まいてら代表)・髙野隆晃 師・島玄隆 智山教化センター所員・小林照宏 師・ |
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日 程 | 全7回 14:00~16:30 火曜日開催 |
備 考 | 単位認定講座(対面のみ) オンライン併用開催 |
回 数 | 月 日 | 概 要 |
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第1回 | 5月20日 | 「供養再考―これからの供養のかたち」 講師:井出悦郎氏(まいてら代表・一般社団法人お寺の未来 代表理事) 形が変わりつつある供養の現場を見直し、各個人(喪主・施主)に寄り添う供養のかたちを探る。 |
第2回 |
6月17日 |
「日常に寄り添う祈願―ライフサイクルと寺院―」 講師:髙野隆晃師(上総第三教区56番正光寺) 島玄隆 智山教化センター所員 日常的に祈願をしている事例や、ライフサイクルにあわせた祈願を行っている事例を学ぶ。 |
第3回 |
9月16日 |
「教化活動事例①写経」 講師:小林照宏師(長野南部教区45番真福寺中)「ととのう写経体験」 浜崎宥政師(埼玉11教区46番蓮華院中) 「月並写経会・いつでも写経会」 仏教体験として一番有名と思われる「写経」を、工夫した開催方法で活動している事例を学ぶ。 |
第4回 | 10月14日 | 「教化活動事例②巡礼」 講師:青龍寺弘範師(栃木北部教区13番威德院)「さまざまな霊場」 伊藤尚徳 智山教化センター所員「房総菜の花七福神」 伝統的な霊場に縛られず、新たな霊場を作り出し、人々と縁をつなぐ事例を学ぶ。 |
第5回 | 11月18日 | 「寺院の情報発信法①―掲示伝道―」 講師:江田智昭師(浄土真宗本願寺派僧侶、仏教伝道協会所属) 掲示伝道の意義、効果、目に留まる言葉など、活用方法を事例とともに学ぶ。 |
第6回 | 1月17日 | 「寺院の情報発信法②―SNS―」 講師:吉田住心 智山教化センター専門員 奥田千佳子氏(新潟第三教区17番圓福寺 寺庭)※事例紹介(オンライン) SNSの運用方法や活用方法、発信の工夫などを事例とともに学ぶ。 |
第7回 | 3月24日 | 「まとめ回―私たちが目指す寺院像―」 講師:岡澤慶澄師(長野北部教区87番長谷寺、教化委員) 【講義・事例紹介】 講義やワークなどから受講者が目指す寺院像を明確にし活動の道筋を立てる。 |