開設講座
令和6年度 一般対象講座
- 講座B-9
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曼荼羅から読み解く『理趣経』
『大般若経』の「理趣分」を原点とする『理趣経』は、密教経典として徐々に進化を遂げ、各段の内容を象徴的に表現した曼荼羅を説く『理趣広経』へと発展します。密教の修行者たちは、瞑想の中でそれらの曼荼羅をイメージすることによって、『理趣経』の教理を体現しようとしました。そして不空三蔵は、『理趣経』の注釈書である『般若理趣釈』において、曼荼羅の観法を積極的に取り入れています。 この講座では、日本やチベットに遺る『理趣経』の曼荼羅を実際に見ながら、それらの図像の分析を通して、「究極の自由」と「究極の菩薩行」を説く『理趣経』を読み解きます。
講 師 | 川﨑一洸 客員講師 |
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日 程 | 全5回 14:00 ~ 16:30 月曜日開催 |
備 考 | 単位認定講座 |
回 数 | 月 日 | 概 要 |
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第1回 | 金剛界曼荼羅を学ぶ 『理趣経』の初段に基づく、説会曼荼羅と金剛薩埵十七尊曼荼羅について解説します。 |
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第2回 | 初段の曼荼羅 現図曼荼羅について概説します。 |
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第3回 | 第二段から第六段までの曼荼羅 金剛界曼荼羅の五部(如来部・金剛部・蓮華部・宝部・羯磨部)に対応する、第二段から第六段の曼荼羅を解説します。 |
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第4回 | 第七段から第十五段までの曼荼羅 第七段から第十段までの曼荼羅と、すべての曼荼羅を統合する摂部曼荼羅(第十一段)、ヒンドゥー神によって構成される世間の曼荼羅(第十二段から第十五段)を解説します。 |
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第5回 | 第十六段と第十七段の曼荼羅 『理趣経』の奥義を表現した、五部具会曼荼羅と五秘密曼荼羅を解説します。 |