開設講座

令和6年度 一般対象講座

講座B-4

チベット仏教概論Ⅰ

チベットに伝わる仏教のことを「チベット密教」とも呼びますが、本講座では広く開かれた教え(顕教)を中心に解説するため講座名を「チベット仏教」としました。主に、チベット仏教最大の学僧であるツォンカパ大師の『菩提道次第論(ラムリム)』に沿いながら進める予定ですが、日本の仏教との違いや文化的背景についても触れていこうと思います。仏教の基礎的な内容について解説しますので、是非ご参加ください。

講 師 田村宗英 常勤教授・高松宏寶(クンチョック・シタル) 非常勤講師
日 程 全8回  13:30 ~ 15:00  水曜日開催
備 考 単位認定講座

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回 数 月 日 概 要
第1回 5月22日 チベット仏教の位置付けとは―仏教伝播と定着―
第2回 6月19日 四大宗派の成立と開祖について
ツォンカパ大師について
第3回 7月24日 三宝(仏・法・僧)に帰依する理由、仏教を特徴付けるもの(四法印)について
第4回 9月18日 『菩提道次第論(ラムリム)』を聴聞する心構えと功徳
第5回 10月16日 師事作法(師匠と弟子の関係)について
第6回 11月20日 有暇具足(仏教の修行ができる環境)について
第7回 1月22日 煩悩と業における因果法則、十善戒の実践について
第8回 2月19日 四諦と十二縁起について