2014年10月:食料・飲料水の備蓄から始めましょう
防災・減災情報ひとくちメモ
■災害に備えて心構えを
「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉があるように、私達は災害の恐ろしさを、時が経つにつれて忘れてしまいがちです。
災害の被害を最小限に抑えるには、一人一人が防災への関心を持ち、日頃から災害に対する心構えと準備が必要です。
このページでは、月に1回防災・減災に関する情報を発信していきます。
災害の被害を最小限に抑えるには、一人一人が防災への関心を持ち、日頃から災害に対する心構えと準備が必要です。
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10月 「食料・飲料水の備蓄から始めましょう」
さて、皆さんは突然巨大な地震に襲われたときのことを考えていますか?
電気・水道・ガスなどのライフラインが分断されてしまうかもしれません。コンビニエンスストアやスーパーなども機能せず、食料品が十分確保できないかもしれません。そんな状況で何日間生活できるでしょうか?
こうした事態に備え、まずは食料・飲料水の備蓄が必要です。
備蓄の量の目安としては、推奨されているのは7日分、最低でも3日分といわれています。
飲料水なら、2リットル×人数×日数。
食料は水や火を使わなくても大丈夫なカンパンや缶詰などがおすすめです。
たとえば3人家族(父・母・子供1人)の3日分の備蓄量は…
これぐらいになります。
人間は3日間水を摂取しないと、最悪の場合死に至ります。最近は2リットルの飲料水のペットボトルであれば、ホームセンターで6本入り一箱数百円という安価で手に入ります。まず
家族の分だけでも確保しましょう。
缶詰なども様々な種類のものがお店に出ており、中には水や火を使わずにお米が食べられるものなどもあります。
保管場所は、温度や湿度の低い場所を選び、賞味期限を定期的に確認しましょう。
まずは身近なところから、防災・減災に取り組んでみませんか。
来月は「非常食」について紹介したいと思います。