2015年 8月:集中豪雨の時に気を付けること~土砂災害や浸水から身を守る~

 こんにちは、災害対策室です。
 この時期は天候が不安定ですね。いい天気かと思ったら、突然の雨に見舞われることも多いです。
 さて、今回は集中豪雨の際に起こりやすい浸水や土砂災害についてのお話です。
 集中豪雨の時には、わずかな時間で河川・水路の急な増水や氾濫が起きることがあります。また、地盤の緩い所では土砂災害が発生することもあります。
これらの災害から身を守るためには
◇住んでいる場所が「土砂災害危険箇所」かどうか確認しましょう。
 自治体からでているハザードマップなども事前に確認するようにしましょう。
◇雨が降り出したら警報や注意報、土砂災害警戒情報に注意して下さい。
◇土砂災害警戒情報が発表されたら早めに避難するようにしましょう。
◇避難が困難になってしまった場合は、斜面からできるだけ離れた部屋や2階に避難す  
 るようにして下さい。
 
ハザードマップについては、6月の防災会議の記事にも書きましたが、インターネットで確認できたり、市役所などで冊子が用意されていたりします。

これは埼玉県久喜市で用意されている「防災ハザードマップ」です。
中を見ると、防災情報の他に、地震の時の揺れやすさや、川が氾濫し浸水した場合に想定される水深などを視覚化したマップがあります。

これは荒川が氾濫したときに想定される浸水範囲と水深などが載っているページです。
想定される水深が色分けされており、またその付近の指定緊急避難場所兼指定避難所が記載されております。また、避難する際に危険な箇所も記載されているので、予め家族でこれを見ながら自宅の位置を確認し、避難経路を考えたり、「この避難所に集まろう」と決めておくと良いですね。