2018年 8月:防災・緊急カードを携帯しよう

 こんにちは、災害対策室です。
 今までハザードマップを観ながらの避難経路確認など、日常でできる防災についての活動を提案してきましたが、今回は「防災・緊急カード」についてご紹介させていただきます。
 災害発生時などの緊急時の行動、救護活動や家族の安否確認、また避難所で生活を送る際の自身の情報伝達などに役立つものとして、「防災・緊急カード」があります。防災の部分には、被災したらまず何をするべきか、どこに行くべきなのかなどの行動指針や伝言ダイヤルの使い方などが記載されています。自分の情報の部分には、下記のような項目を記入して使います。
○名前や住所、職場などの自分の情報、緊急連絡先、家族の連絡先
○血液型・かかりつけ医・疾病・薬・アレルギ-などの情報
 
災害時だけでなく、旅先などで倒れてしまったりしたときでもこのカードに氏名や住所・連絡先の情報や、疾病・アレルギーを記載することによって、救助活動をする人に身元の確認や持病の有無などを知らせることができます。
 
(引用:柏市ホームページ)
 
最近は市や区など、各自治体のホームページに、防災・緊急カードの作成ができるテンプレートが公開されています。各自治体によってさまざまな様式や名称がありますが、切り取ったり、折りたたんでキャッシュカード・ICカードくらいのサイズになるようレイアウトされているので、ダウンロードして印刷をし、記入して財布やカードケースに入れて常に持ち歩いていると安心です。この機会に作成して、改めて災害時に必要な情報を確認し、情報を携帯して災害への意識を高めましょう。