2017年 8月:期限が迫った備蓄品をおいしく食べる

 こんにちは、災害対策室です。

 普段から備えている備蓄品。忘れがちですが、食料品の賞味期限はチェックしていますか?気が付くと賞味期限まであと1ヶ月なんていうこともあるのではないでしょうか。

 以前「かしこく備蓄~ローリングストックについて~」で書きましたが、賞味期限等を確認し、定期的に利用して入れ替えていきましょう。

 今の備蓄食料品は技術が進んでいて、非常時以外でもおいしく食べられるように作られています。しかし、備蓄品の代表格である『乾パン』は、そのままかじるというのもなんだか味気ない気がしてしまいますよね。

 今回は乾パンに少し手を加えて、おいしく食べられるおやつにしてみたいと思います。警視庁警備部災害対策課がSNSで紹介していた「かりんとう風乾パン」を作ってみたいと思います。

 材料は乾パンと黒糖と水少々です。

 鍋に黒糖と水を入れ、混ぜながら煮詰めます。とろみが出てきたら乾パンを入れ、絡めて冷まします。

 完成です。今回は水の分量が多かったのでちょっと乾パンにしみこんでしまいました。かなり水分が飛ぶまで煮詰めてから絡めた方がよりかりんとうらしくなると思います。

 味はまさにかりんとうでした!黒糖の味と乾パンのサクサク感で、かりんとうらしさが出ています。三時のおやつやお茶うけにちょうどいいですね。

 

 いかがでしたでしょうか。

 乾パンは他にも、上にハムやチーズなどを乗せてカナッペ風にもできますし、砕いてレアチーズケーキの底の部分にも使えます。また他の備蓄品だとアルファ米は、ひと手間加えればチャーハンやリゾットなどの料理にすることもできます。

 最近は備蓄商品の公式ホームページや料理レシピ投稿サイトに様々なレシピが掲載されていますので、是非ご覧いただきおいしく食べていただければと思います。

 最後になりますが、食べた分は必ず新しいものを補充しておきましょう。