2016年10月:100円均一ショップで防災グッズを揃えてみましょう
こんにちは、災害対策室です。
以前「0次の備え」(2015年4月)について紹介しましたが、参考になりましたか? いざ用品を揃えるとなると、思った以上に費用が掛かってしまいそうで購入をためらいがちです。
もしかしたら100円均一ショップであれば、安価で防災用品を揃えることができるかもしれないと考え、非常用持ち出し袋の中に入れておくものを探して、ショップに行ってみることにしました。
揃えたいものをメモに書き、近所の100円均一ショップを探してみると…
一部手に入らないものもありましたが、ほぼ揃いました。
私が購入したものを紹介します。
■非常用持ち出し袋
名前や緊急連絡先を書き込む欄もある、ナップザックのような形状の袋です。反射板もついていて、一目で非常用とわかります。小分けできる収納スペースがないので、揃えたものを分類できるビニール袋が必要かと思いました。
■レインコート
避難するときに雨が降った場合、傘をさすより両手が使えるようにレインコートを使用した方が安全です。大人用だけでなく、子供用も売っていました。
■アルミポンチョ
体の保温や断熱に役立つほか、着替えなどの際に目隠しとして使用できます。
■ホッカイロ
寒い季節は体の熱が奪われやすいので必須アイテムです。こまめに消費期限も確認しておくとよいでしょう。
■マスク
避難所生活での風邪やウイルス対策に必要ですし、ほこりなどを防ぐこともできます。女性ですと、ノーメイクの顔を隠すのにも使えますね。
■ばんそうこう・ガーゼ・包帯
応急処置の道具は一通りそろえておきましょう。今回購入しておりませんが、三角巾もあればいいと思います。
■万能ナイフ
ナイフのほか、缶切りや栓抜きがついているタイプです。非常食として缶詰を用意していても、開けられず食べられないということのないように、持っておくと便利です。
■軍手
避難するときに障害物を動かしたり、また転倒した家具やがれきの後片付けなどには手を保護するものが不可欠です。寒いときには手袋としても機能します。
■懐中電灯
停電の時や暗い道を歩くときに必要ですね。LED使用の長持ちタイプです。乾電池は別売りです。
■耳栓
避難所で生活することになった場合、他の人の声や音が気になって寝付けなかったりすることがあるので購入しました。
■使い捨て下着
非常時には長い期間にわたり着替えできない場合があり不衛生なこともあるので購入しました。
■ウエットティッシュ
長い間お風呂に入れない日が続くとき、少しでもさっぱりできるように。抗菌加工のしてあるものなら、食事をする際に手を拭いたりするのにも使えますね。
■非常用簡易トイレ
どんな場面でも必要になるのがトイレですので、常備しておいた方がいいでしょう。また、女性なら生理用品も入れておきたいですね。
■水・乾パンやカロリーメイトなどの簡単な非常食
水は必須です。食べるものがなくても、水があれば1週間は生き延びるといわれていますそれに加えて栄養補助食品などを常備しておくとよいでしょう。
これだけ購入して、かかった費用は2,000円くらいでした。今回揃えたもののほかに、ラジオや地図、ハザードマップなどを加えればかなり充実した非常持ち出し袋となるのではないでしょうか。
揃えた後は、定期的に中身の確認をして、それぞれの賞味期限・有効期限などのチェックを行うようにしましょう。
皆さんも普段のお買い物にあわせて購入し、揃えてみてはいかがでしょうか。