2014年11月:「非常食について―試食してみました―」

こんにちは。災害対策室です。今月のテーマは非常食についてです。
 
皆さんは、非常食というとどのようなものを思い浮かべますか?
代表的なところでは、乾パンや缶詰といったところでしょうか。
前回、最低でも3日分の備蓄をとお話ししましたが、例えば3日間乾パンのみの食事で過ごすことになったとしたらどうでしょうか。空腹は癒されるかもしれませんが、何回も続けば同じ味で飽きてしまったりしてストレスがたまるかもしれません。できれば飽きないように、献立にバリエーションを持たせたいですね。
最近では非常食でも、様々なものが発売されています。
今回はそんな非常食の一つである「備蓄救食 ハヤシライス」を試食してみましょう。
こちらです。
5年間の長期保存が可能なタイプです。

 

開けてみると

ルーとご飯がそれぞれレトルトパウチに入っております。
湯煎やレンジなどで温めることもできますが、加熱しなくても食べられるタイプです。
パッケージのトレイがお皿になり、スプーンも付属しているので、食器の汚れを気にせず食事をすることができます。
災害時はライフライン(電気・ガスなど)が断たれることも想定され、今回は加熱せずそのまま試食します。
 

それでは、いただきます。

 
試食してみた感想として、非常食なのであまり味に期待をしていなかったのですが、市販のハヤシライスと変わらないくらい美味しいです。
お米はお粥状と書いてありましたが、適度な固さも保持されていて、しっかりご飯としての役目を果たしております。
そして、温めなくても十分美味しくいただけました。
これぐらいのクオリティならば、非常時でも食事をした気持になれるのではないでしょうか。
 
非常時だからこそ、心休まる食事でストレスをためないようにしたいですね。
他にも様々な非常食がありますので、皆さんも非常食を揃えたら1回試食をしてみてはいかがでしょうか。
 
次回は非常用トイレについてお話ししたいと思います。