火災に備える
◇住宅火災を防ぐための『3つの習慣』と『4つの対策』◇
≪3つの習慣≫
○ 寝たばこは、絶対やめる。
○ ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する。
○ ガスコンロなどのそばを離れるときは、必ず火を消す。
東京消防庁の平成25年度の統計によると、出火原因では、たばこ・ストーブ・コンロが5割以上を占めています。布団に寝転がってたばこを吸いながらウトウトしたり、ストーブのそばに洗濯物を干したりという経験はありませんか?大変危険ですので絶対にやめましょう。
≪4つの対策≫
○ 逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置する。
○ 寝具、衣類及びカーテンからの火災を防ぐために、防炎品を使用する。
○ 火災を小さいうちに消火するために、住宅用消火器等を設置する。
○ 高齢者や身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制を築く。
特に住宅用火災警報器は、新築住宅は平成18年から、既存住宅は平成20年から設置が義務付けられています。
警報器は火災の発生をいち早く知らせてくれるので、逃げ遅れを防ぎ、避難する時間を確保することができます。近所の人が音に気付いて119番し、事なきを得る場合もあります。まだ設置していなければ、家族の命を守るためにもこの機会に必ず設置するようにしましょう。