2018年 3月:ペットボトルや袋を使って、懐中電灯ランタンを作ってみよう

 こんにちは、災害対策室です。
 皆さんのご家庭にも一つは懐中電灯があると思います。災害時の必需品ですが、一か所のみを照らすには十分としても、部屋全体の灯りとして使うには少し力が足りないかもしれません。しかし、ひと工夫加えると不安なときに力強い灯りとして使えることをご存知ですか?
 今回は警視庁警備部災害対策課が公式Twitterで紹介していた「ペットボトルランタン」と、コンビニ袋で光量を増す方法を試してみたいと思います。
 
今回使用したのは下の写真の3点です。

 懐中電灯、水の入った500mlペットボトル、そしてコンビニ袋です。
 方法は簡単で、立てた懐中電灯の上に水を入れたペットボトルを乗せるだけで光が乱反射して周囲をより明るく照らせたり、袋をかぶせると電球のようになりまわりが明るくなるとのことです。
 実際に暗い部屋で試してみます。

 まずは懐中電灯だけを上に向けて点けてみると、天井は明るいですが、やはり周囲を照らすまでには至りませんでした。しかし懐中電灯の明かりのところに、水を入れたペットボトルを置いてみると…

 まさしくランタンのようになり、周囲や床面がより明るく照らされています。
また、コンビニ袋はふくらまして、懐中電灯の光っている部分にかぶせて使います。

 こちらも袋が電球のようになり、より明るく周囲を照らすことができました。
 それぞれ身の回りにある物であり、火を使わない方法ですので、倒れても火事等にならず安全に使うことができますね。
 懐中電灯が小さくてペットボトルを乗せられない場合は、懐中電灯をコップに入れてその上に乗せれば、同じようにランタンを作ることができます。皆さんもぜひ一度試してみて、もしもの災害に備えてください。