2015年 4月:0次の備え―もしもに備えて携帯するもの―

 こんにちは。災害対策室です。
 4月になり、通勤途中に新しいスーツを着た新社会人を目にします。新しい年度を迎え、私も頑張らなくてはという気持ちになりますね。
 さて、災害に備えるということで防災用品などの話をしましたが、実は災害への備えに段階があるのをご存知ですか?
 災害への備えには
 0次の備え…災害発生その時
 1次の備え…災害発生直後3日間
 2次の備え…災害発生から長期間
 と、三段階を想定して準備することが必要だと言われています。
 今回はその中でも「0次の備え」として災害発生時に備えて身に着けておいたり、持ち歩く最低限の非常用品を紹介します。普段使っているカバンやポーチの中に忍ばせておくことで、災害への備えとなります。ぜひ、実践してみてください。
 

◇普段から携帯しておきたい非常用品◇
カテゴリ 品名 内容
飲料水 500ml
携帯食 飴やチョコなど
装備 懐中電灯 小型のものが100円ショップなどで手に入ります
ホイッスル  
雨具 レインコートなど両手が使えるものが好ましい
情報 携帯ラジオ  
携帯電話の充電器 充電器内蔵タイプや乾電池タイプのもの
身分証明書コピー 健康保険証・運転免許証など
筆記用具・メモ帳  
現金 公衆電話用に10円・100円などの硬貨も用意
テレカ専用の公衆電話もあるため、テレホンカードなどもあるとよい
救急 救急用品セット ばんそうこう・消毒薬など
持病薬・常備薬  
防寒 使い捨てカイロ  
衛生 マスク  
簡易トイレ  
ティッシュペーパー  
汎用 ハンカチ 大判のものが便利です
安全ピン  
ポリ袋  

 
 とは言っても、この項目に挙げたすべてのものを持ち歩くと大分かさばります。
 それぞれの生活や通勤・通学の状況に合わせて必要と思われる物を携帯するようにしてはいかがでしょうか。
 今は項目のほとんどのものが100円ショップやホームセンターなどで安価で手に入ります。日常の買い物で立ち寄った時に「どんな感じのものなのかな?」とちょっと気にしてのぞいてみると良いかもしれませんね。