『現代密教』 第13号 目次

- 記事/論文名 - 著 者
巻頭言 福田 亮成
《平成10・11年度総合研究「仏教の社会的機能」》  

明治後期の真言宗智山派の社会的活動に関する一考察
 -『智嶺新報』を手掛かりとして-(一)

大塚 秀高
非社会的宗教の社会的機能 那須 政玄
日本人の「宗教」観 -釈雲照を基点として- 大塚 秀見
河口慧海の在家仏教 -仏教の近代化の視点から- 元山 公寿
現代社会における伝統教団の社会的機能 -社会との関係性の視点から- 鈴木 晋怜
修験道の近代化の問題 金本 拓士
慈雲 -その教化について- 原 豊寿
仏教学における近代化の問題 -『密教発達志』とその批判をめぐって- 山野 智恵

明治期以降における真言宗の教育事情 その①
 -江戸期における仏教政策にみる教育事情-

田中 悠文
大正期・昭和初期の仏教社会事業 -真言宗智山派の仏教社会事業- 山口 幸照
真言密教における護国 苫米地 誠一
仏教における"社会・非社会性"について -『華厳経』入法界品を中心に- 廣澤 隆之
弘法大師の神霊観 渡辺 新治
覚鑁・頼瑜の社会に対する態度 -阿字観と光明真言をめぐって- 小林 靖典
『蘇悉地経』とインド社会 伊藤 堯貫
『占察善惡業報經』の信仰 -民衆に受容された隋代仏教の一様相- 遠藤 純祐
「エミシ」認識について -『日本書紀』と『性霊集』を中心に- 福崎 孝雄
結縁灌頂と社会性について 布施 浄明