開設講座

令和3年度 一般対象講座

講座 B-6

十三仏概説(6年目)

十三仏とは、インドの輪廻思想、中国の十王思想、日本の先祖崇拝など種々の信仰が習合して生まれた民間信仰に由来するものです。この講座では、今までに『十三仏鈔』や『十三仏聞書』を講読してきました。本年では、中世に成立した『十三仏抄(内題:十三仏之事)』を、昨年に継続して読みすすめて、その信仰と思想を学んでいきます。

講 師 伊藤 堯貫客員講師
日 程 全7回  13:00~15:00 月曜日開催
注意事項 ※単位認定講座
回 数 月 日 概 要
第1回 9月13日 十王思想、十三仏信仰を概説し、『十三仏抄』を中心に、初七日忌本尊「不動明王」を解説する
第2回 10月25日 『十三仏抄』を中心に、二七日忌本尊「釈迦如来」、三七日忌本尊「文殊菩薩」を解説する
第3回 11月29日 『十三仏抄』を中心に、四七日忌本尊「普賢菩薩」、五七日忌本尊「地蔵菩薩」を解説する
第4回 12月20日 『十三仏抄』を中心に、六七日忌本尊「弥勒菩薩」、七七日忌本尊「薬師如来」を解説する
第5回 1月24日 『十三仏抄』を中心に、百ヶ日忌本尊「観音菩薩」、一周忌本尊「勢至菩薩」を解説する
第6回 2月14日 『十三仏抄』を中心に、三回忌本尊「阿弥陀如来」、七回忌本尊「アシュク如来」を解説する
第7回 3月14日 『十三仏抄』を中心に、十三回忌本尊「大日如来」、三十三回忌本尊「虚空蔵菩薩」を解説する