開設講座

令和2年度 対象者限定講座

講座 A-4
智山派寺庭婦人限定講座

寺庭婦人講座「令和時代の寺院・僧侶そして寺庭婦人のあり方について考える」

令和という新しい時代を迎えて、お寺のあり方はどのように変化していくのでしょうか。そして新しい価値観に仏教そして真言密教はどのように応えていったらいいのでしょうか。本講座では、こうした問題について、特に寺庭婦人の役割という視点から考えていきます。

講 師 鈴木晋怜副院長・鈴木晋雄研究員・松本亮太研究員・関 義央客員講師
日 程 全4回 13:30~15:30 水曜日開催
回 数 月 日 概 要
第1回 9月9日 「仏教と女性~これまでの女性観とこれからの寺庭婦人~」
「男は仕事、女は家庭」という時代は過ぎ、新たな時代を迎えました。それに伴い、社会における女性の在り方も変わってきています。令和時代において、寺庭婦人の役割とは何なのか。ジェンダーを含めた広い視点から考えてみたいと思います。

講 師:鈴木晋雄研究員

第2回 11月11日 「寺院運営にまつわる法律」
私たちが寺院運営をする上で、宗教法人法や墓地埋葬法などの法律を無視することはできません。新しい時代を迎え、寺庭婦人が知っておくべき寺院運営に関する法律についてわかりやすく解説します。

講 師:関 義央客員講師

第3回 1月20日 「いつの時代にも変わらない大切な教え」
たとえ時代が変遷し、人々の価値観が変容しても、真言密教の教えの根幹は揺らぎません。だからこそ、時代を越えて、真言密教は引き継がれてきたのです。新しい時代を迎え、あらためて、いつの時代にも変わらない私たちの大切な教えについて確認していきます。

講 師:松本亮太研究員

第4回 3月10日 「伝統教団の未来~その限界と可能性~」
新しい時代を迎え、私たち伝統仏教教団あるいは寺院を取り巻く状況は社会的にも心理的にも急激に変化しています。現代における私たちの宗団・寺院・僧侶そして寺庭婦人の存在意義とは何なのか。私たちは何を守り、何を変えていったらいいのか。私たちの未来について考えていきます。

講 師:鈴木晋怜副院長