令和4年度 対象者限定講座
- 講座 A-4
- 智山派【寺庭婦人】限定講座
寺庭婦人講座「これだけ知っておけばもう困らない 寺庭の基礎知識」
令和3年度、『智山寺庭ハンドブック~基礎からわかる寺院生活のしるべ~』が刊行されました。本講座では、本書をテキストとし、仏教や真言宗の教え、年中行事や日常の作法、檀信徒との接し方など、「“これだけ知っておけばもう困らない”寺庭の基礎知識」を余すことなくお伝えします。ビギナーの方も、ベテランの方も、ぜひお待ちしております。
講 師 | 鈴木晋怜副院長・鈴木晋雄研究員・松本亮太研究員・小崎良行研究員 智山教化センター所員 中嶋亮順師 |
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日 程 | 全6回 13:30~15:30 水曜日開催 |
備 考 |
回 数 | 月 日 | 概 要 |
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第1回 | 5月18日 | 「お釈迦さまの生涯と教え」 講師:松本亮太研究員 私たちの生活に深く根付いている仏教の教えは、今から約2500年前のインドに誕生したお釈迦さまの悟りが出発点となっています。なぜお釈迦さまの教えに人々は心を打たれたのか。どのような人生を歩んだ人物だったのか。 『智山寺庭ハンドブック』第一章に基づき、仏教の開祖であるお釈迦さまの生涯と教えを学びます。 |
第2回 | 7月27日 | 「仏教のあゆみ」 講師:小崎良行研究員 お釈迦さま以降、仏教はさまざまな形で展開します。“仏さま”とは、どんな存在なのでしょうか?如来、菩薩、明王、天など寺院には多様なご本尊さまがお祀りされますが、その違いや特徴をご存じですか? 『智山寺庭ハンドブック』第二章に基づき、仏教の展開を学びます。 |
第3回 | 9月14日 | 「弘法大師空海と真言宗」 講師:鈴木晋雄研究員 仏教にはさまざまな宗派があります。その中で、真言宗の特徴はどこにあるのでしょう。曼荼羅、三密、即身成仏……知れば知るほど奥深い真言宗。まもなく令和5年には弘法大師空海のご誕生1250年を迎えます。 記念の年を前に、『智山寺庭ハンドブック』第三章に基づき、真言宗の魅力に迫っていきます。 |
第4回 | 11月16日 | 「お寺の行事と日常の作法」 講師:鈴木晋雄研究員 檀信徒から尋ねられることも多い葬儀・法事や年中行事のこと、皆さんはどのようにお応えしていますか?それぞれの行事の目的って何だろう?位牌や戒名、お墓や塔婆とは?お焼香や合掌の方法は?本堂の荘厳(お飾り)にはどんな意味があるの? 『智山寺庭ハンドブック』第四・五章に基づき、法要や行事の意義、そして寺院生活における日常の作法を学びます。 |
第5回 | 1月25日 | 「檀信徒と接し、仏教の魅力を伝えるために」 講師:中嶋亮順所員 教化とは、仏さまの教えを伝え、喜びや苦しみをともに分かち合うこと。檀信徒に寺院の魅力を、そして仏さまの世界を伝えるためにはどのような方法があるでしょうか。 『智山寺庭ハンドブック』第六章に基づき、寺院の役割や機能、檀信徒との接し方など、教化の極意をお伝えします。 |
第6回 | 3月15日 | 「これからの寺庭~時代の変化にどう対応するか~」 講師:鈴木晋怜副院長・鈴木晋雄研究員・松本亮太研究員・小崎良行研究員 現代において人々の価値観は多様化し、それに伴って、自分らしい生き方や生活スタイルが認められるようになってきました。そうした時代の中で、私たちもあらためて寺庭のあり方について問い直してみる必要があるのではないでしょうか。私たちは何を守り、何を変えていくべきか。新しい寺庭像について、一緒に考えてみましょう。 |